この発想はなかった・・・Raspberry PiでFM送信機

世の中にはいろんなことを考えつく方がいるものですね。

先日ご紹介したRaspiHubを眺めていたら、Raspberry Pi単体でFM送信機作ったよ~、という記事が乗ってました。

記事は”Turning the Raspberry Pi Into an FM Transmitter”です。もうそのものズバリで、Raspberry PiをFM送信機にする”というタイトルです。

仕掛けとしては、GPIOポートのレジスタを物理メモリーにマッピングして、RasPi本体のクロックでGPIOレジスタを直接叩いてGPIOポートをON/OFFしてFM送信するというものです。

かなり”ワイルドだろ~”なテクニックです。Interface 12月号をお持ちの方は同じ方法でGPIOを直叩きしている例があるのでわかりやすいと思います。

アンテナ線をつけると50mほど飛ぶらしいですが、電波法に抵触しないか?という問題と、500Mhzのクロックを単純に5で割って100Mhzにしているので、日本仕様のFMラジオではチューニングできません。

ソースは上記リンクで公開されていますが、もし、もし試すという方がいるようでしたらアンテナ線は付けないほうがいいかと思います。

#どちらにしても、あんまりGPIO端子を100MhzでON/OFFするというのもなんとなく怖くてやりたくないなぁと、素人の私は思う今日この頃です。

Interface (インターフェース) 2012年 12月号 [雑誌]