Raspberry Pi Cable, TTL-232R-RPIを買った

FTDI社から発売されている、Raspberry Pi用USB-シリアルケーブルをRSコンポーネンツから買ってみました。

私が購入した時は品切れで、届くまでに時間がかかりましたが、いま日本のRSコンポーネンツで在庫確認した所在庫ありでした。

価格は、1,480円なので、まぁ妥当な価格ではないでしょうか。

使われているチップは、FT232Rで、私のメインPCのWindows7 Pro 64 bitの場合、このケーブルを差すだけで、自動的にデバイスドライバーがインストールされます。

データシートは、

http://www.ftdichip.com/Products/Cables/RPi.htm

で見れます。

Raspberry PiをRaspbianで使っている場合、最初からsshdが動いているのであまり使う機会はないのですが、USBーシリアル変換ケーブルがあると、ブートプロセスのログが見れたり何かと重宝します。

 

まぁ、FTDI社製ということで相性もよく重宝しそうですが、配線の色だけはどうにかならなかったのかという点が、ちょっと気になるところです。

GNDは黒色なのですが、TXDとRXDがオレンジ色と黄色なんですよね・・・。

まぁ慣れればいいのですが。

本ブログの更新が途絶えている件&OSC北海道行きます

当ブログにお越しの皆様へ

ご覧のとおりで、当ブログの更新が約1ヶ月半にわたり途絶えております。

理由は単純で、公私共々忙しくなかなかブログに手を付けられないためです。

それでも、過去記事であるにもかかわらず、当ブログを多くの皆様に御覧頂いているのは非常に嬉しいです。

オープンソースに携わっている方はご存知かと思いますが、OSC(Open Source Conference)というイベントが年中・日本各地で開催されております。

9月14日のOSC北海道(札幌で開催)にJapanese Raspberry Pi Users Groupが出展いたしますが、私も参加します。OSC北海道に来ていただいた方は、ぜひブースにお立ち寄り下さい。セミナーもあります。

札幌で皆様とお会いできるのを楽しみにしております。

Raspberry Pi〔実用〕入門、見本書を頂戴しました

"Raspberry Pi〔実用〕入門 ~手のひらサイズのARM/Linuxコンピュータを満喫! (Software Design plus)"の見本書を技術評論社様から頂戴しました。ありがとうございます。

様々な体験をさせていただいたこの本を実際に手にするとなんとも言えない感慨があります。(初稿を書き終えたものの編集者さんによる校訂にびくびくしていたのもいい思い出です)

この本では、Raspberry Piの購入方法、最初のセットアップなど、単純に基礎を押さえるだけでなく、Raspberry Piとは?といったより深い内容まで記述しております。

応用編としましては、ソフトウェアでは複数台のRaspberry Piを使用してWebサーバーを構築する例や、Javaを動かすといった例などをご紹介しています。

ハードウェアでは、普通のPCにはないGPIO(General Purpose Input/Output)を使った電子工作、そして実用に重きをおいた農作業用ロボット製作などをご紹介しています。

 

ともあれ、Amazon等のオンライン書店、また街の本屋さんでご購入いただけますと幸いです。

Raspberry Pi〔実用〕入門 (Software Design plus)

技術評論社様より、Japanese Raspberry Pi Users Group有志で書いた”Raspberry Pi〔実用〕入門 ~手のひらサイズのARM/Linuxコンピュータを満喫! (Software Design plus)”が7/6に出版される運びとなりました。

何気に私も一執筆者として参加しております。どの章を書いたか”ここか!”と思われる方はコメント欄に書き込み下さいませ。当たったからといって私から何の報奨が出るわけではありませんが・・・すいません。

”入門”とタイトルが付いておりますが、入門から応用までひと通り網羅しております。もうRaspberry Piを持っている方も、これからRaspberry Piを買ってみようかな、という方も、本書をきっかけにRaspberry Piを遊び倒して頂いたら、それに勝る幸せはございません。

 

Raspberry Piで動くNetBSDの最新イメージファイルが公開されました

ラスベリーパイ財団公式フォーラムにて、”NetBSDのイメージを更新してみました。”から始まる投稿がありました。

http://www.raspberrypi.org/phpBB3/viewtopic.php?f=82&t=32978

なんと!mikutterも動くそうです。(←そこが注目点か<自分)

冗談はさておき、どんどん使ってみて、適切なバグレポートを公式フォーラムもしくはNetBSDのしかるべきところに送ると喜ばれるのではないでしょうか。

#しかし、NetBSDの皆さんの”どんなデバイスでもNetBSDを動かしてやるぜっ”というような気概は素晴らしいですね。

誰得感満載なLinux 3.9.6カーネルをビルドした

ここの所忙しかったのですが、忙しさが小休止したので、久々にカーネルをクロスコンパイルしてみました。

まぁ、Raspberry Pi公式のLinuxカーネルのGitHubリポジトリーのブランチに"rpi-3.9.y"があるので、そこからカーネルソースを手元に持ってきてクロスコンパイルしただけです。

一応、uname -aのスクリーンショット

uname -a

カーネルバージョンにbootcって入っているのは、元々のカーネルコンパイル用の.configをChris's Digital Realmカーネルモジュールてんこ盛り.configからいただいてきた名残です。いい加減書き換えるかな・・・。

#秘伝のソースを継ぎ足し継ぎ足しみたいな(ぇ

まぁ、3.9.6になったからってまぁ大差ないな・・・と思った次第です。

もし必要な方いらっしゃいましたら、適当な場所に公開しますので、コメント等頂ければと思います。

 

NOOBS(New Out Of the Box Software)を試してみた

http://www.raspberrypi.org/archives/4100

で発表があった、NOOBS(New Out Of the Box Software)を試してみました。

前提条件としては、Raspberry Piにディスプレイ接続とUSBキーボード、USBマウスが必要です。

#NOOBSが立ち上がった時点ではIPアドレスが振られていませんし、GUI操作となります。

手順としては、Windowsの場合

1)SD Association謹製のフォーマットツールをインストールして、これで論理アライメントをONにしてフォーマット(クイックフォーマットでOK)

2)NOOBSをダウンロード

3)SDカードにNOOBSを解凍したものをまるごとコピー

4)Raspberry PiにSDカード、USBマウス、USBキーボードを接続して電源ON

すると、NOOBSが立ち上がるので、お好きなディストリビューションを選んでインストール、と言う感じです。

言語は日本語も対応しているのでわかりやすいと思います。

また、なんか変なことをやらかしてもNOOBSからリカバリー(初期状態に戻す)することができます。NOOBSの画面に入るには電源投入時からShiftキーを押しっぱなしにしていれば入ります。

手っ取り早くいろんなディストリビューションを試してみたい場合などに便利かと思います。