Arch Linuxを使う方には素晴らしいインストールガイド

こちらのArch Linuxのインストールガイドを拝見して、(x86系も含めて)初めてArch LinuxをRaspberry Piにインストールしてみました。

引用元: トマト農家のロボット創り Robot creation by tomato farmer: Raspberry Pi に Arch Linux ( archlinux-hf-2012-09-18 ) を インストールする.

Arch Linuxは公式サイトに有るように、”Keep It Simple”を地で行くようなディストリビューションですね。

#一応、KISS(Keep It Simple, Stupid)という俗語もこの世界ではあるのですが、さすがにstupidなんて刺激的な単語は除いたようです。

特徴としては、僕の感想も含めてこんな感じ。

  • とにかく初期段階では最低限のソフトウェアしか入っていない
  • デスクトップ環境は最初は入っていなくて自分で選ぶ(逆にデスクトップ環境が要らない人にとっては軽くて便利)
  • 本来はx86(x86_64)環境に特化したディストリビューション
  • パッケージマネージャーはPacmanでこれまたシンプル
  • ローリングリリース(他のディストリビューションのように、半年なりなんなりでの区切った新バージョンのリリースではなく常にリリースがアップデートされる)
  • 他のLinuxディストリビューションUbuntuVine Linux)などで一度CUI環境を経験してないとツライかも

私は基本的にLinuxCUI環境で使ってますので、個人的には高評価です。後はしばらく使ってみてローリングリリースがどんな感じか体験してみたいと思います。

しかし、このインストールガイド良くできてますね。非常に理路整然としていて、わかりやすいです。私も見習わなくては。

 

オマケ)ふと気づいたのですが、デフォルトでcgroupがマウントされてます。

pacman -S lxc

lxc-checkconfig

してみたところ、カーネルでLXCをサポートするためのvethが入っていないようですが、カーネルのリコンパイルをかければLXC動きそうです。